2021年3月に読んだ本

まとめ忘れていたので。
3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2262
ナイス数:44

データ分析 はじめの一歩―数値情報から何を読みとるか? (ブルーバックス)データ分析 はじめの一歩―数値情報から何を読みとるか? (ブルーバックス)感想
流し読み。グラフや表を用いた統計学の基本的な概念の紹介。
読了日:03月28日 著者:清水 誠
読書の技法読書の技法感想
すごい。圧倒的知識量。かなり具体的に読み方について書かれているが、真似できない。多読ができる理由は熟読・速読・超速読に分類して読み方を変えているから。そして知識の補完・復習は高校の教科書に戻って行う。ノートへの抜粋方法、メモの残し方、それらを利用した咀嚼法も説明されているがここまでできる気がしない。
読了日:03月28日 著者:佐藤 優
遅読家のための読書術遅読家のための読書術感想
まさしく自分の読み方に近い内容だった。速読を始める前は熟読・一冊を頭からお尻まで読み切ることにとらわれ過ぎて、途中で挫折したときのうしろめたさがあった。著者がいうように「たった1回の読書に期待」しすぎないように、「熟読の呪縛」から解き放たれる必要がある人は多いと思う。すべてを記憶するような読書よりも、まず何をその本から得たいかあたりをつけて、ほしかった情報を見つけていくような感覚をもって読書をしていけば自然と本を読むスピードが速まる。1ラインサンプリングは最近始めたが続けていきたい。
読了日:03月21日 著者:印南 敦史
齋藤孝の速読塾――これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫)齋藤孝の速読塾――これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫)感想
速読の技術について書かれていると思いきや、読書のすばらしさや実際の読み方についての内容だった。本がつねに周りにある環境にして、芋づる形式で読む本を広げていったり、複数同時並行でどんどん読んでいくことには納得。1冊だけで進めると読めなかったときの挫折感が残ってしまって、次の一冊に手が出せない人は多い気がする。図書館で借りることが多いのでペンで汚す読み方はできないけど、引用ベスト3を抽出する方法とルーペ感覚で細部を拡大しながら読む方法を今後取り入れたいと思った。
読了日:03月21日 著者:齋藤孝
大学生のための速読法――読むことのつらさから解放される大学生のための速読法――読むことのつらさから解放される感想
速読というよりスキミングと繰り返し読みの本。目次や重要ワードを拾って概要を掴みながら何度も読むという内容で、一時期話題になった7回読み(概要をつかみながら精読に近づけていく)に似てる気がする。大学生は文献を大量に読まないといけないので、この読み方は有効だと思う。が、専門書や論文など体系立った文章はこの読み方で処理できるけど、小説やエッセイなどにはあまり向いていないと思った。
読了日:03月20日 著者:松崎 久純
三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾感想
撃たれることなく、読むのに疲れてしまった笑ライターを目指す人にはいい本なのかもしれない。日々言葉/表現/感性を鍛えて、何事にもおもしろい視線を向けること。書く時間、読む時間を習慣化して毎日続けること。辞書を引いて語彙力や表現を広げること。などなど。ストイックさと言葉自体に興味を持つ姿勢がないと書くことは難しい気がした。
読了日:03月13日 著者:近藤 康太郎
データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しいデータサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい感想
身近な時事ニュースを用いながら、データを読み解く方法について紹介している。信頼できそうなソースでも恣意的な記述がなされていたり、大元のデータも偏ったサンプルだったり、現実を反映した前提/区切り方ではなかったりするので普段から疑って見ることが大切。未学習者でもすらすら読めた。
読了日:03月13日 著者:松本 健太郎
何万件ものデータやピボットテーブルで苦しんでいる人のための Excel多量データ整形テクニック何万件ものデータやピボットテーブルで苦しんでいる人のための Excel多量データ整形テクニック感想
帳票的なフォーマットになってる元表をひたすらINDEX関数を駆使して集計しやすいようなリスト表へ成形する内容だった。帳票が量産される前にリストで元データを取って管理するように教育したいけどやっぱり難しいのかなあ。直近の業務で使うことはなさそうだけど、考え方は頭の片隅においておいたほうがよさそう。
読了日:03月13日 著者:村田 吉徳
護られなかった者たちへ護られなかった者たちへ感想
カエルから再読。やっぱり切ない。辛い。
読了日:03月07日 著者:中山 七里
管理職1年目の教科書管理職1年目の教科書感想
新入社員研修を担当するため読了。管理職でなくても、基本的な仕事の取り組み方について述べられていて参考になった。むしろ新人向けかも。仕事はちょっとだけでも取り組んで⇒難易度を把握する・内容を把握する・できる準備をすすめる。面倒だと思ってぎりぎりまで放置した仕事が炎上する前にはじめるまえに思い出したい…。。。
読了日:03月05日 著者:櫻田 毅

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