原発性アルドステロン症疑いでの検査入院をしてきた(まだ診断途中)
20代で高血圧になっちゃったのでメモ。
きっかけは肩こり
肩こりに長年悩まされていて、
いつもマッサージやストレッチを行ってその場しのぎで対処していました…
が、、マッサージにもコロナで気軽に行かなくなり、
ストレッチポールでも改善せず
肩こりで朝目覚めるくらい悪化してしまいました。
「肩こり 原因」で調べたところ
高血圧も肩こりの原因にあることが判明。。。
会社の健康診断で一回も引っかかったことなかったのですが、
高血圧の家庭なので、念のため家の血圧計で測ったら、、
なんとギリギリアウトくらいの高血圧(上が140下が85前後)。
28歳で高血圧マジか、、、(ショック)
まぁコロナでジムにもいかなくなって
ほとんど運動もしなくなっちゃったしなと思いながら近所の内科へ。。。
高血圧の原因
▼高血圧には2種類ある
よくある遺伝や食生活などが原因の高血圧は
本態性高血圧といって、9割を占めているそうです。
のこりの1割は二次性高血圧(腎臓やホルモン異常が原因)とのこと。
二次性高血圧の一つの原因である原発性アルドステロン症(PA)は治療で治せる高血圧。
若い人で高血圧だと大体こっちが多いらしい。
www.ncvc.go.jp
▼PAについて
聞きなれない病名ですが、腎臓の上に乗っている副腎から
アルドステロン(血圧を上昇させるホルモン)が過剰分泌されてしまい血圧が高い状態になってしまう病気。
(副腎に腫瘍ができている場合とできていない場合がある)
ちなみにホルモン関係なので肌がかゆいのとか蕁麻疹も副腎が原因かな?
とおもって先生に聞いてみたけど関係ないとのことでした。
去年あたりずっと寝ても寝ても疲れが取れない時期があったけど
これよむと副腎疲労が原因だったのかも。気を向けよう。。
style.nikkei.com
▼検査入院まで
年齢が若い場合はPAの可能性が高いということで、
最初は高血圧の診断と薬の処方はされず血液検査をしました。(4月くらい)
結果、アルドステロン値が高かったです、、
(ここでPAなのに下手に降圧剤飲むと悪化したりするらしい。。)。
ただこの、アルドステロン値、動いたりすると値が結構変わるとのことで
別日で安静にしてから2回目の血液検査を実施。でもやっぱし高かった。(5月くらい)
次に副腎に腫瘍ができていないかCTをとりにいきましたが(5月くらい)
結果は異常なし。
微妙だねえ、コロナ落ち着いてから大病院に行ったほうがいいねえといわれ、
ずっと病院行かずにいましたが、
9月くらいに紹介された大病院で血液+尿検査したところ
アルドステロン値もレニン活性についても白とは言えないグレーな判定結果に…
(すごい高いわけでもないけど、ちょっと高いくらい)。
白黒つけるために検査入院しましょうとのことで今回の入院に至りました。
▼まいにちの血圧
診断後、ずっと家で朝晩腕に巻くタイプの血圧計で座って血圧測定してましたが
上が120-135 下が75-95 と微妙な高血圧が継続。
ちなみに90超えると軽い頭痛が起こる。
検査入院(2泊3日)
概算で10万と言われていたので念のために限度証も申請しておいた。
▼スケジュール
初日:昼頃入院⇒レントゲン⇒心電図⇒ルート確保(採血と点滴どっちもできる針を刺すやつ)
2日目:朝から生理食塩水負荷試験(2リットルの塩水を4時間かけて点滴して採血)(終わったら顔ぱんぱんになってビビった)
3日目:朝からカプトプリル試験(降圧剤飲んで採血)(ちなみに血圧普通だった…)
ちなみに入院中の血圧はずっと正常値(上が120行かない 下も60-70)だったので、
家の血圧計が壊れている疑惑ありな気もする。。。
ネットで調べたところ
・生理食塩水負荷試験
・カプトプリル試験
・フロセミド立位負荷試験
の3つやるところもあれば今回みたいに2つやるところもあるみたい。
先生曰く2つの試験のうちどれか1つでも異常値出ればPAとして診断とのことでした。
▼入院費用
2日目の夜に今回の会計が概算で7万と言われていたけど
結局62,000円くらいでした(うち窓際オプション2000円*3日分なので実質55,000円くらいか。)
ビビッて15万くらいお金おろしたけど不要だった。
自分の裁量で窓開けられるので、
お金払って窓際にして本当に良かった。。。